マンション管理人に資格はいらない!必要なのは社会経験や人間性
マンション管理人に資格は必要ありません。資格マニアの人たちが「マンション管理士」や「管理業務主任者」が必要なの?マンションの管理人の悩みは、マンション住民との温和な対応です。机上の資格・試験は通用しません。具体的な仕事の内容をみていきましょう。
マンション管理人に必要ない資格
就職試験で有利になるよう、みなさん努力されていますよね。
マンション管理人になるには、何か資格が必要なのではと・・・。
マンション管理人に必要なのかも知れない、と思われる紛らわしい資格があります。
それは、「マンション管理士」「管理業務主任者」といった資格です。
名前からして胡散臭い「マンション管理士」だなんて・・・。
資格ですので無いよりはあった方が有利と思いがちですよね。
結論を言えば、
まったく「マンション管理士」や「管理業務主任者」の資格は必要ありません。
これらの資格があれば待遇面で有利に働く?ってこともありません。
では、マンション管理人に求められるものは何か?
一日の仕事の内容から見ていきましょう。
そこから、マンション管理人に「資格は通用しない」ことがお分かり頂けると思います。
マンション管理人の今日の仕事
今日の朝は、再び真冬の寒さに戻った1日の始まりでした。
勤務先のマンションに到着したのは、7:45分。
駐車スペース横の垣根に、お布団が落ちていました。
マンションの住人の人のお布団です。
落ちたのが分からなかったのでしょう。
昨日は日曜日ですので、日曜の日から今日月曜の朝まで落ちていたんです。
「玄関、フロントに落とし物として、お布団を出しておきましょう」
8:00 マンション管理人の始まりです。
9:10 巡回が終了
9:30 12F~10Fまでの廊下・格子・排水溝の水洗い
11:00 マンション管理室に戻り
11:30 掲示板のチェック
11:45 管理事務所に戻り1日の報告書作成
12:00 業務終了(電話で打刻)
これで1日のマンション管理業務が終わります。
12:00過ぎてもマンションの住人の方は、それぞれ自分の雑用を管理人のところへ持ってきます。
「ねえ、これわるいけど」
「明日、新聞の収集日だからドアの前に置いとくから、よろしくね」
マンション管理業務ではない雑用が毎日のように降りかかってきます。
もちろん、サービス残業です。
大切なことは、マンション住人の方に嫌な気分にさせないことですからね。
8:00~12:00までという契約です。
あっと、いう間に終わります。
このような1日の流れです。
簡単そうな流れですけど、正に「臨機応変」という対応が求められます。
マンション管理人の資格はいりませんけど、このような仕事ができるかできないかの問題です。
では、マンション管理人に向いている人はどんな人なのか見ていきますね。
マンション管理人に向いている人
マンション管理のお仕事は、いろいろなケースが溢れていますので、私が経験していることから書いていきましょう。
- 人の話を聞ける人
- 高齢者を大切にできる人
- 動物などペットが好きな人
- 男女を問わず色気がある人
- 掃除が丁寧な人
- 4時間ずっと動ける人
- 車の運転ができる人
- 体育会系のノリができる人
- 挨拶ができる人
- 自分立場をわきまえている人
- 庭の草刈り程度ができる人
上記の中で私が一番注意していることは、
「管理人の男女を問わず、色気があること」
このことに注意して仕事をしています。
どんな仕事にも色気がないと魅力が出てこないんです。
色気がある人のところには、人は集まってきます。
変な色気ではなくて、かっこいいとか素敵といった言葉の色気です。
ここまでお付き合いしていただきましたので、最後にマンション管理人のメリットを書いて終わりにしたいと思います。
マンション管理人のメリットは?
マンション管理人のメリットはたくさんあります。
上から順番に書いてみます。
- 自分一人で仕事ができる
- 自分の体調に合わせて仕事ができる
- 仕事のやり方を人から命令されない
- 自分の能力に合わせて仕事ができる
- 自由な時間が作れる
- 勤務4時間だけなので副業の勉強ができる
- 住人の人と会話ができて、社会や経済などがわかる
マンション管理人のメリットばかりを上げてみましたが、これは働く人の考え方ですので俯瞰してくださいね。
勤務時間や給料とかの待遇面は次の記事で紹介しようと思います。
マンション管理人に資格はいらない!まとめ
マンションの管理人になるには資格はいりません。
健康な体と、礼儀正しい挨拶ができれば管理人になれます。
具体的に職安などに行って、アドバイスを受けるのも一つの方法ですよね。
管理人になるのも運・不運といった面が8割を占めています。
資格など必要ありませんので、チャレンジしてみてください。
諦めないことが一番大切です。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません