マンション管理人の仕事は裏事情がわかっていないと無理

マンション,管理人,仕事マンション管理人の仕事に就いてからわかることっていっぱいあります。マンション管理人は、只管マンションの清掃や管理業務を忠実にやれば済むとは限らない。マンション管理会社とマンション管理組合の思惑とがマンション管理人の周囲で交錯するという。実際にあったマンション管理人の話。

 

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マンション管理人が住民に好かれる場合

マンション管理人が住民に好かれることとは、マンションの清掃か植栽の管理まで、さらにはDIYでやってくれる管理人は住民にとってはとてもありがたい管理人です。

私のマンション管理人仲間のところは、1年前までは9:00~15:00までの管理人業務でした。
ところが、マンション管理組合の予算の都合で、8:00~12:00までの4時間勤務に縮小されました。

マンション住民は勤務時間が短縮されたにも関わらず、掃除が行き届いていないとクレームをつけるありさま。

そこで、マンション管理人はフル回転して、住民からのクレームがないように孤軍奮闘したといいます。

マンション住民は、このマンション管理人を調法がって、いい管理人さんと評価しました。

マンション管理人も、自分の会社からてっきり仕事の評価が上がると思っていたといいます。

ところが、マンションの管理会社から別のマンションの管理室に転勤を命じられたのです。

このことについて、マンション管理人はあとで、分かったことを次のように話してくれました。

マンション管理人の仕事は、マンション管理会社から派遣されたマンションの管理のサービスマンなのです。
あくまで、サービスマンですので、サービスを売り上げに変えなければなりません。

無料でサービスしても、それはビジネスではありません。
マンション管理人のサービスの線引きは、プロとしてどこまでが境界線かを知ることです。

この境界線の見極めが、マンション管理人の仕事と言えます。
 

マンション管理人が住民に嫌われる場合

マンション管理人で、清掃関係は一切しないで、管理室に閉じこもっている管理人は嫌われます。

マンション住民は、自分たちの管理費で雇っているという感覚をみなさんお持ちです。
住民の高齢者から子供さんまで「雇っている」というのは一致してます。
子供さんも親の影響で、子どもらしい挨拶はしてくれません。

マンションの住民と管理人は、立場的に同等ではないのです。
住民よりも下の立場で対応することで、住民は満足度が上がります。

マンション住民に嫌われないためには、つねにお客様対応を忘れないことです。

マンションの住民から嫌われだすと、住民からのクレームが増えてきます。
マンション管理会社の本社や支店にマンション住民から電話でクレームが・・・。

こうなってくると、もう修復は無理ですね。

最悪の場合は、掲示板の貼り方にまでクレームが付きます。
張り方が曲がっているとか、重要な情報が見えないとか言われてしまいます。

実際にそうなってしまったマンション管理人は、辞めるか別のマンションに変わるかということになります。
 

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マンション管理人が取るべき中庸の姿勢とは

マンション管理人の仕事は、マンション管理組合に飲まれてはいけません。
また、マンション管理会社に忠実すぎても危険です。

できることであれば、どちらにもほどほどにいい顔して、マンション管理人の仕事をすることが賢明でしょうね。
私も多くのマンション管理人の先輩方を見てきましたが、どちらに重心を置くかで悩んで辞めていく管理人さんが多かったと思います。

マンション,管理人,仕事具体的に、どのような問題が生じるのか一例をあげてみましょう。

マンション住民は、できるだけマンション内のお掃除をしてほしいと望んでいます。
マンション管理会社は、できることであれば専門業者に別料金でやらせたい

マンション管理組合と管理会社の間で交わされている契約書は、仕事の境界線が曖昧なのです。
実際に現場で仕事をすることになると、ルーティーンでは無理な仕事ばかりなのです。

1Fテラス部分の除草をして欲しいと、住民がクレーム。

マンション管理人の対応の仕方として、

「わかりました」

「随時、除草していきます」

ということで、少しずつ除草していきます。

実際に作業すれば、1日で終わるようなところも、
2週間ほどかけて、作業します。

すぐに対応して、作業を終わらせると、管理人は「暇」というレッテルを貼られます。
2週間で終わらなければ、3週間かけてもいいです。

マンション住民の注文をすべて聞いていると、マンション管理人は他の仕事が出来なくなります。
(マンション廊下の掃除・手摺・排水溝など、各施設の点検など)

マンション住民は、マンション管理人の仕事をほとんど知りません。

マンション管理人の仕事は、マンション管理組合とマンション管理会社の中間をやるようにすると全体がうまくいきます。

どちらかに偏り過ぎると、マンション管理人の場合は「失敗」します。
大事なのは、どちらの注文も30%程度聞き入れて、マンション管理人の仕事をしていけば、双方がうまくいきます。
 

マンション管理人の仕事は裏事情が・・・まとめ

マンション管理人は、マンション管理組合とマンション管理会社との中間の立場になります。
「中庸」の立場で仕事するのが望ましいです。

マンション管理人は、まじめに掃除だけを完璧にすればいいというわけではありません。
マンション管理人をやってはじめてわかる、仕事のやり方でした。

 


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