マンション管理人は若い人では無理?若い人では出来ない理由

マンション管理人は若い人では無理という理由をマンション現場経験のあるブログ管理人がバッサリと分かりやすくお答えします。初老の管理人が動きが悪そうでもそれなりにマンション住人とコンタクトが密にとれる理由などを上げてみます。マンション管理人が若い人では不適切な3つの理由とは?
 

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マンション管理人が若い人では無理な3つの理由

マンション管理人が若い人だったら、マンションの住人は安心するのでしょうか?
どことなく会話もかみ合わなくて、お天気の挨拶も出来ない管理人では心配ですよね。

 

1.年齢の重さで経験値が豊富

一般的にマンション管理人がいるところは、60世帯~120世帯、200世帯~500世帯といったマンションです。
100世帯前後で、マンション管理人が若い人でいいのかを見ていきましょう。
 
100世帯で1家族3~4人として計算しますと、単純に350人強は入居しています。
10人十色と言われますが、350人と接することになります。
 
そうなりますと、ちょっとした言葉の聞き違いなどで、トラブルになることもあるでしょうね。
マンション管理人が若い人であれば、「ついつい、アタマにきてキレたり」することもあるでしょう。
 
もし、そんなとき、熟年のマンション管理人であれば「人生経験が豊富で」上手くその場を纏めてくれるということもあるでしょう。
 
世の中の酸いも甘いもかみ分けた、若い人にはない老練な話術が住人の心に届くのです。
こういった場面を想定して、管理会社は若い人ではない熟年のマンション管理人を求めるのです。

 

2.給料が安価でもOK

高齢者の管理人の場合、収入面ではそう高値を求めてはいません。
パートタイマーであれば、時給900円ちょっとで月額10万円前後といった感覚で働いてくれます。
 
マンション管理人が若い人であれば、少なくとも30万円は求めると思います。
 
熟年のマンション管理人の場合、「老後の生活の一助」としてウエイトを置いています。
定年退職後、自宅にじっとしていると精神的にマイナス面が健康を害します。
 
ですから、熟年のマンション管理人の場合、たとえ薄給であっても大丈夫なんです。
 

3.高齢であることが安心感を与える

マンションには、いろんな入居者がいます。
外国の若い女性なども入居しています。
 
若いマンションの管理人であれば、目のやり場に困るといった時もあります。
 
マンションの管理人が若い人(男性)であれば、「部屋の番号など知られたくない」と住人が考えるかもしれません。
熟年のマンション管理人であれば、「その点は大丈夫!」と安全と察知するでしょうね。
 
「身の危険」「下着ドロボウ」「ストーカー」になるかも?とかさ。
 
お年寄りの中には、スケベジジイだっているかも知れませんけど(例外は常にありますから)。
 
掃除のスピードとか、事務処理の手際など若い管理人は有利だと思います。
しかしながら、「能力的にどうこう」以外の面で、総合的に「高齢者の方が向いている」と考えられますよね。
 

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マンション管理人は楽な仕事?

一見、マンション管理人は楽な仕事のように見えますよね。
 
よくある刑事もののテレビで、マンション管理人が容疑者の部屋の鍵を開けるシーンがありますね。
マンション管理人は住人の部屋の鍵は一切持っていません。
マスターキーもありません。
マンション共有部分のマスターキーは持ってますけど。
 
テレビで見るマンションの管理人は、仕事は一切していない様子に見えますよね。
 
ところが、マンション管理人の仕事は毎日忙しいんです。
1日の休憩時間では、8時間労働で、45分程度しか休めません。
 
マンション管理人の仕事は、手抜きをしようと思ったら、手抜きは簡単にできます。
ところが、手抜きをすれば直ぐにマンションが汚れてしまいます。
 
マンション管理人は、マンション管理もさることながら自分管理も大切なことなんです。
 
いかに、自分を誤魔化さないで、常に自分を律する気持ちがないと出来ない仕事です。
 
傍からみれば、人の仕事は楽そうに見えるものです。
 
実際の中身は、重労働といっていいでしょう。
(私の経験上)
 

マンション管理人の休みについて

マンション管理人の求人で見落としてはいけない部分は休みについてです。
 
注意するところは、休みの多い少ないではなく、収入にどれだけ反映するかです。
 

契約社員とパートタイマーとの違い

パートタイマーは休みが多ければ多いほど、収入は減ります。
パートで採用された場合、休みが多いといわれても意味がありません。
休みの分だけ給料はカットされるだけです。
 
マンション管理人で採用されるなら、契約社員で契約するべきです。
どんなに休みが多くても、月の契約社員ですので、決められた一定の給料が約束されますからね。
 
マンション管理会社はパートタイマーを募集しているところが多いです。
 
求人内容をよく読んで、契約社員で管理会社と契約してください。
 
マンション管理会社は、マンション管理組合との管理契約はどのくらいなのか?
私の経験上、概略ですが60~78万円が相場ですね。
 
ちょっと話題を外してしまいました(笑い)。
 

マンション管理人に必要な資格・有利な資格

マンションの管理人に必要な資格は必要ありません。
強いて言えば、一般財団法人日本防火・防災協会が発行している甲種防火管理新規講習の修了証などがあります。
 
全般的には、マンション管理人への資格は一切必要ありません。
 
有利な資格という面から言えば、求人募集のとき管理会社が第一に求めるものは、通勤範囲が近いことが第一です。
 
希望の勤務地が30分以内のマンションを探すのがいいですよ。
 

マンション管理人は若い人では無理? まとめ

マンション管理人が若い人では無理な3つの理由

  • 年齢の重さで経験値が豊富
  • 給料が安価でもOK
  • 高齢であることが安心感を与える

 

  • マンション管理人は楽な仕事?
  • マンション管理人の仕事は、重労働

  • マンション管理人の休みについて
  • マンション管理人の契約は、契約社員になる

  • マンション管理人に必要な資格・有利な資格
  • マンション管理人の資格は必要ありません。
    求人募集のときは、通勤範囲を30分以内の所に応募する


 


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