永瀬貴規の怪我からの復活!陰に凄すぎる母親のサポートとは!
2020年東京オリンピックの男子81kg級で永瀬貴規選手に白羽の矢が刺さった。2016年のリオでは金メダルの期待をかけられたのですが無念の銅メダル。その後、永瀬貴規選手は怪我に泣かされ、怪我からの克服に母親の愛情サポートは凄かった。東京へと夢を繋いで2020男子柔道出場選手となった。
永瀬貴規選手のプロフィール
永瀬貴規選手は怪我で
強くなったことを
アピールしています。
怪我を乗り越えて勝ち取った
オリンピック81kg級代表。
怪我という苦難との闘い。
怪我したことで永瀬貴規選手は
さらに強くなって、精神面の
強さも備わったようです。
- 名前 永瀬貴規(ながせたかのり)
- 出身地 長崎県長崎市
- 生年月日 1993年10月14日
- 年齢 26歳
- 身長 181cm
- 体重 81Kg
- 所属 旭化成
永瀬貴規選手は、6歳で長崎市にある「養心会」に入門します。
現在も「養心会」は存在していて、50年以上の長い歴史を引き継いでいます。
永瀬貴規選手が通った道場からは、佐原恭輔(世界選手権3位)、石角(旧姓坂上)洋子(オリンピック銅メダル)さんといった選手を輩出しています。
そして、「養心館」の師範は平尾勝司さんでした。
平尾勝司氏は、永瀬貴規選手の親戚にあたり、1969年世界選手権銀メダリストといいますから、血筋がわかりますね。
そしてまた、現在の「養心会」のホームページには、永瀬貴規選手(リオオリンピック銅メダル)という名前もしっかり掲載されています。
この小さな道場から3人も世界で
活躍する柔道家が出てるんですね。
永瀬貴規選手の怪我からの復活!
2017年の世界選手権前に右膝を傷めていた永瀬貴規選手。
最悪の怪我が再び永瀬貴規選手を襲ったのでした。
それは、世界選手権の4回戦でのことです。
ウズベキスタンのダフラト・ボボノフと対戦中に怪我します。
永瀬貴規選手が得意の大内刈りを仕掛けたときに、膝が巻き込まれて変な音がしたと言います。
怪我を押しての無理な試合ではいい結果は残せませんでした。
帰国後、直ぐに検査を行いましたが、医者から右膝の内側側副靱帯と前十字靱帯の損傷と診断が下りました。
永瀬貴規選手は、少しでも回復の兆しが見えれば我慢して直そうと考えていました。
ところが現実は悪化の方向へ進んでいってしまいましたので、永瀬貴規選手は決断します。
アスリートの命とも言われる靱帯と前十字靱帯の手術へ踏み切りました。
もちろん、しばらくは柔道から遠ざかることになります。
2018年は永瀬貴規選手にとって、怪我で1年を泣かされた形になりました。
永瀬貴規選手が怪我をする前と、怪我からの復活した試合が動画で公開されてます。
見事に永瀬貴規選手の足技が以前と同じく、いやそれ以上に復活していることがわかります。
永瀬貴規選手の復活ですね!
筋肉ヤバイよね。
陰に凄すぎる母親のサポートとは!
永瀬貴規選手の両親は、父親・永瀬政司さん、母親の永瀬小由利(さゆり)さん。
父親は長崎税関に努める国家公務員です。
母親は長崎市出身で、福山雅治さんとさだまさしさんの中間ぐらいで元テニスの選手。
テニスの全国大会まで出場した経験をもつ母親・小由利(さゆり)さんです。
永瀬貴規選手は、小学校の高学年になると、養心会だけでなく修喩館にも通って稽古に。
もちろん、送り迎えは母親・小由利(さゆり)さんです。
そして、永瀬貴規選手が長崎大学教育学部附属中学校のときは、柔道部がなかったため高校に出稽古に行っていたといいます。そのときも車で往復80分の道のりを、母親・小由利さんがサポートしたのです。
そして、そして、永瀬貴規選手が長崎日大高校へ入学してからがもっと大変なことに。
永瀬貴規選手の国内外の遠征には、母親・小由利さんが常にサポート。
永瀬貴規選手と母親の絆は、言葉では言い尽くせないほどいっぱいの「ありがとう」の愛情でつつまれていました。
永瀬貴規選手の陰に母親・小由利さんの凄すぎるサポートがありました。
永瀬貴規選手は「大変感謝しています」と今も語っています。
勝つことよりも怪我を
しないでほしいと
いつも祈っていたと思います。
永瀬貴規選手の兄弟は何人?
永瀬貴規選手の兄弟は3人で、永瀬貴規選手は一番下の末っ子です。
お母さんが永瀬貴規選手を必死になってサポートしたのもわかりますよね。
お姉さんがいて、続いてお兄さん、そして永瀬貴規選手となります。
年の差もお兄さんとは2つ違いです。
お兄さんも柔道家を目指していました。
お兄さんの名前は、「凉」さんもいい、子供の頃から柔道の「養心会」に二人で通っていました。
「養心会」の月謝は月額おひとり2000円です。
兄弟2人なら1000円という良心的な制度になっていました。
永瀬兄弟は、月額1000円ということになりますね。
長崎南山高校から日本体育大学と進んだ兄「凉」さん。
永瀬貴規選手の兄の「凉」さんは、全国体育系学生柔道体重別選手権で準優勝するなどの見事な成績を残しています。
現在は高校教師として長崎に住んでいます。
永瀬貴規選手の小学校から大学までは?
小学校は長崎大学教育学部附属小学校。
長崎大学教育学部附属中学校。
国立の学校ですから、偏差値は一般的な学校よりも高い筈です。
学校入学案内では、偏差値60となっています。
柔道では中学3年生の時に、全国中学校柔道大会の66kg級で5位入賞。
そして高校は、長崎日大高校へ進学。
長崎日大高校は、長崎でも有名な柔道の強豪校で知られています。
当時の松本太一監督が「永瀬貴規選手を是非、長崎日大に」と、幾度となく勧誘されて決まったのでした。
高校生のときの永瀬貴規選手の成績は1年生~2年生までは普通??
永瀬貴規選手が頭角を現すようになってきたのが3年生の時からです。
- 韓国ジュニア国際(優勝)
- インターハイ(優勝)
- 全日本ジュニア(2位)
- 講道館杯(3位)
- エクサンプロヴァンスジュニア国際(優勝)
- ブレーメンジュニア国際(優勝)
長崎日大高校では、永瀬貴規選手は勉強の面でも特別進学クラスに在籍しました。
そして、2012年、進学希望していた国立の筑波大学に合格。
1年生 全日本ジュニアで優勝
アジアジュニアで優勝
2年生 ロシアのカザニで開催されたユニバーシアードで優勝
学生体重別団体で優勝
講道館杯で優勝
グランドスラム・東京で5試合オール一本勝ちで優勝
3年生 体重別決勝で優勝
全日本選手権で81級ながら3位入賞
グランドスラム・東京で優勝
4年生 体重別2連覇
ワールドマスターズで優勝
全日本学生柔道優勝大会で初優勝
世界選手権で優勝
グランドスラム・東京で準決勝
永瀬貴規選手が大きな怪我をする
2年ほど前の様子です。
永瀬貴規選手の旭化成は?
社会人の旭化成所属となったのは2016年4月からです。
- 選抜体重別で優勝
- 2016年リオデジャネイロオリンピック銅メダル
- グランドスラム・バクーでは優勝
- グランドスラム・東京では優勝
- 2016年度の世界ランキングが1位だったために、IJFよりボーナスとして5万ドル(約565万円)が贈呈された。
- 2017年4月の体重別では4連覇
- 2018年8月には1年ぶりに実業個人選手権に出場する
- グランドスラム・大阪で3位
- 2019年3月のグランドスラム・エカテリンブルグで2位
- 体重別で2年ぶり5度目の優勝
- グランプリ・モントリオールで優勝
- グランプリ・ザグレブで優勝
- グランドスラム・ブラジリアで優勝
- グランドスラム・大阪で優勝
- 2020年東京オリンピック代表が内定
世界選手権で右膝のケガを再発
今、旭化成で有名人と言えば、吉野彰さん。
ノーベル賞受賞者の吉野彰さんの
パワーと柔道家2人のパワーが
この写真では合体しています。
二人とも大活躍を
祈っています。
永瀬貴規選手の怪我からの復活!まとめ
靱帯と前十字靱帯の手術をしたのが2018年。
この年の2018年には復帰は無理の様相でした。
2018年の9月ごろから徐々に怪我が治っていきました。
2019年には、順調に復活して、2020年東京オリンピック81kg級に内定します。
リオに続き、チャンスを掴んだ永瀬貴規選手。
変形の柔道と言われる手足の長い、巧みな技で新しいページを作ってください。
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